Polyp
大腸ポリープ切除(日帰り手術)

京都市中京区えぞえ消化器内視鏡クリニックの大腸ポリープ切除

医療法人香誠会 えぞえ消化器内視鏡クリニック

大腸ポリープ切除
(日帰り治療)

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当院では、大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合、その場で切除する「日帰り大腸ポリープ切除」を積極的に行っています。ポリープのサイズや形によりますが、日帰り治療が可能なポリープであれば、切除するために入院する必要も、後日改めて下剤を飲んでポリープ切除を行う必要もありません。

当院では、5mm以下であっても腺腫(腫瘍性ポリープ)であればすべてその場で切除し、ポリープのない状態(クリーンコロン)にすることで「大腸がんになるリスクを下げる」ことを基本方針としています。この分野を専門とする当院の治療方針として、「自分だったら切除して欲しい」と思うようなポリープは全て切除するように医師間での認識を統一していますので、安心して検査を受けてください。

日帰り治療ができないケース

以下の場合は入院での治療が望ましいため、高次医療機関に紹介させていただいております。

  • 切除すべきポリープが多数ある場合
  • 1cm以上のポリープが見つかった場合
  • 抗血小板薬や抗凝固薬などを内服していて休薬ができない場合

大腸ポリープ切除の方法

大腸ポリープは、基本的にはポリペクトミーという方法で切除します。

ポリペクトミー

厳密に言えば、ポリペクトミーには以下の2つの方法があります。
(1)ポリペクトミー ・・・
従来から行われている電気を使って切除する方法
(2)コールドスネアポリペクトミー ・・・
電気を使わずに切除する新しい方法

図のようにいずれもスネアという金属の輪をかけて、それを締め付けることで切除するのは同じですが、しばって切除する際に「電気を使用するかしないか」が唯一異なる点です。

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    スネアをポリープにかけます

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    スネアをしばって切除します

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    組織を切除して回収します

当院では、それぞれ切除方法のメリットとデメリットを熟知した上で、ポリープの形やサイズに応じて適切に使い分けて丁寧な治療を行っています。
ポリープ1個の切除に要する時間は2分~3分程度で、切除する際に痛みや不快感はありません。

大腸ポリープを切除した際は病理組織検査を行い、がん細胞が含まれていないかどうか、ポリープが完全に取りきれているかなどを調べます。

ポリープ切除の実際

ポリペクトミー
(高周波装置を使った切除)

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コールドスネアポリペクトミー
(電気を使用しない切除)

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大腸ポリープ切除の注意点

  • 1週間程度(特に切除後2~3日)は出血のリスクがあります。
  • 切除当日から7日間は、飲酒、心拍数が上がるような運動、腹圧が上がるような(腹筋を使うような)動作などは控えてください。
  • 当日~翌日まではシャワー程度、湯船に浸かるのは翌々日からにしてください。
  • 排便時にトイレットペーパーに血が付着した程度であれば問題ありませんが、便器が真っ赤になるような出血があった際には当院へご連絡下さい。

大腸ポリープ切除費用

3割負担
大腸ポリープ切除 21,000~30,000円前後
  • 上記費用とは別に、初・再診料や前処置の薬剤費が必要です。
  • 病理組織検査やポリープ切除は、組織やポリープを取った部位や個数によって保険点数(料金)が変わります。